アマゾン火災に関して

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ブラジル・メキシコ担当さんからの話です。

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ブラジルは収穫がほとんど終了しており、これからニュークロップ物が船積みされていきます。

最近のもっぱらのニュースはアマゾン火災になっていますね。
2019年で過去最高となる7万以上の火災が発生しており、そのうちの9000件を超える火災が、この1週間で発生しています。NASAは「火災は宇宙から見えるほど大規模だ」とも。

ボルソナロ大統領は8/29に、焼き畑農業を60日間にわたり禁止すると言いました。これは大規模な森林火災に対する対応が消極的だとして、欧米でブラジル産品のボイコット運動が起こるなど国際的に批判が高まっていたことに起因しています。
「環境保護」というよりも「経済開発」のほうに力を入れているボルソナロ大統領。
米国の靴メーカーがブラジル産の皮革の調達を止めたり、欧州ではブラジル産牛肉の禁輸を求める声もあがっています。欧州の食肉業界はブラジル離れが進むと言われており、EU内でのブラジルの国としてのイメージは低下しています。

私も今年の6月、8月とブラジルに訪れた際には、移動中に10回以上、山火事を見ました。ですが、ドライバーは気にしていない様子だった一方でコーヒー生産者たちは「理解できない!」と言う人もいました。
この一連の出来事が果たしてコーヒー市場にどのように影響するのか、はたまた日本への影響はどうなのか、現状不明瞭ではありますが、一連のニュースに対して注視してまいります。

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