Tips #03

乾燥方法・キュアリング

乾燥方法

乾燥三原則とは? ムラが無く! 均一に! 適度に!

乾燥方法には大きく分けて2つあります。

天日乾燥

太陽の光、自然の風を利用した乾燥方法。
通常8~14日間ほど乾燥させます。

●メリット
エコロジカル。品質に良い。
●デメリット
面積が必要。時間がかかる。天候リスクがある。

Point

★攪拌が必要(水分の多い初期はトンボを動かすのが大変!)。
★もちろん、雨、多湿は厳禁。
★過度に乾燥を促す高温・直射日光も厳禁。
(パーチメントはチェリーに比べて、温度に敏感です。)

機械乾燥

機械に入れて温風にて乾燥させる方法。横型や縦型などがあり、熱風の温度管理が大切。熱風温度は50~60度で行うのが理想です。

●メリット
時間、人件費などのコスト削減、天候リスクがないこと。
●デメリット
二酸化炭素が出る。初期投資が高い。燃料代がかかる。

昔は木材を燃料に使用している工場が多かったのですが、
最近はパーチメントの殻を利用している工場が増加。
また、乾燥させた果肉を利用しているところもあります。
※2つの乾燥方法を利用している産地もあります。
※天候によって2つを組み合わせ乾燥させている産地もあります。
※低温で長時間乾燥させている産地もあります。

キュアリング

キュアリングとは?

キュアリングは、乾燥後倉庫で一定期間寝かせることです。
レストやキュアリング、レポソ(スペイン語)と呼ばれています。
この工程を行うことで、風味が落ち着くと言われています。
ねかせる期間は、産地や豆の状態によって様々です。

Point

★暗い場所で行うこと
★適度な湿度を保つ

雨期が始まる前に脱殻したり、除湿機を置いたり、湿度計を設置したり、風通しをよくしたり…。環境にとても気を遣う必要のある工程です

乾燥工程もキュアリングも現地確認 ユーエスフーズ監修のプレミアムコーヒー USプレミアム

USプレミアムは、スタッフが現地訪問。コーヒーの成長過程を現地でしっかり見守り、産地パートナーとの密なコミュニケーションを大切にし、最高品質の生豆を提供しています。