2022年も残りわずかとなりました。
今年はコロナ禍に加え、ウクライナの問題も発生し、
「分断」というワードが印象づけられるスタートとなりました。
そんな悲しい現実の中で、世界中からSNSによって民衆の声が上がり、被害にあった方々をサポートする流れがより強く感じられたり、直近のサッカーW杯では、スポーツが人々にもたらす感動やつながりをこれまで以上に感じることができたりなど、人間一人一人がうみだすことのできる、大きな力を感じる一年となりました。
コーヒーの世界においては、昨年から続くコーヒー相場と産地価格の高騰、大幅な円安もあり、消費国側には大変厳しい一年となりました。
消費者、生産者のバランスをとり、サステイナブルなものにしていくためには、双方の未来を見据えた取り組みや評価、ビジネスモデルが大変重要であると感じています。
過小な評価は生産者から希望を奪い、過大な評価は生産者の未来を奪いかねません。
生産してくれる人、販売してくれる人、運んでくれる人、美味しく仕上げてくれる人、
一杯のコーヒーができあがるまでにはたくさんの人々が関わっています。
そんなたくさんの人々の想いや情熱を一人でも多くの方に届け、一人でも多くのえがおをうみだせるよう、2023年も精進して参ります。
深夜や早朝に本気で声を上げて熱狂したサッカーW杯のように、コーヒーにも人々に感動やつながりをもたらす力があると、私たちは信じています!
2022年も、ご愛顧頂き、誠にありがとうございました。
この場をお借りいたしまして、御礼申し上げます。
2023年が皆様にとって定説通りの飛躍の兎年になるよう祈念しております。
良いお年をお迎えください。
2022年12月28日
ユーエスフーズ株式会社
代表取締役 杉本 幸広