ブラジル産地情報

カテゴリ:ブログ

※写真はプレミアムショコラの農園の様子。

ブラジルの産地情報です。

ブラジルでは6月1日から9日にかけて強い雨と低温で、
収穫間近だったコーヒーチェリーが落実や破裂などの影響が出ています。

<プレミアムショコラショコラピーベリー、ボンジャルディン農園ブルボン(NPN)の輸出業者コメント>
8日間で150mm近くの降雨(一ヶ月分以上の降雨)があり、落実、割れ、褐変が一気に進んだ。全体の10-15%くらいの影響が出るとの予想。
これら全てはナチュラル式で仕上げられ、主に国内消費用に回される。
栽培品種による栽培管理が行き届いていること、生産量を多く見込んでいることから、プレミアムショコラの供給量への影響度は低そうだが、引き続き、注視していく。
スクリーンサイズは例年以上に良い。木や葉の状態はとても良好で来年クロップも期待できそう。

★プレミアムショコラ&ボンジャルディン 2016/17クロップの品質は良さそうですね。来クロップもお楽しみに!!


<カルモデミナス フローラルブルボンの輸出業者のコメント>
約1週間、雹混じりの冷たいまとまった降雨に見舞われた。
平均標高が1000mを超える高地だが、成熟期と降雨がマッチしてしまった結果、組合全体生産量の20%ほどが落実被害を受けたとみている。これについては国内消費用や低級品として扱われる。
数量、品質ともに心配だが、フローラルブルボンのクオリティーは守られる予定。

★カルモデミナス フローラルブルボン 2016/17クロップのクオリティーはしっかり確保した上で輸入します。詳細が分かったらまた報告します。


<エスプレッソレディーの輸出業者のコメント>
降雨はあったもののさほど影響はなかった。
産地標高が高く成熟もゆっくりだったため落実被害も軽微でも破裂もない。7月中旬頃から収獲が始まる見込み。品質には期待がもてる。

★プラナウト農園(エスプレッソレディーを作っている農園)ではさほど影響はなかったようです。スポット商品ですが、来年も入荷させることが出来そうです!2015/16クロップも好評発売中!